インド古典音楽ライブ『Dhrupado to Khayal vol.3』大興奮のうちに終了しました!
第一部はインド古典音楽でも新しい華やかなのスタイルのカヤール、
サーランギー奏者のナカガワユウジさんとタブラ奏者の松本こうすけさんからスタート!
ゆったりとした旋律のサーランギーソロから始まります。
気持ちのいいサーランギーの音色で心も落ち着きます。
そしてリズム楽器のタブラが入ってくると、徐々にテンポが早くなって踊りだしたくなる。
タブラに合わせてサーランギーも徐々に徐々にスピードアップ!
ナカガワユウジさんのようにサーランギーという楽器をソロで自在に操れる人はインドでもほとんどいないそうです。
松本こうすけさんのタブラとともに絡み合った演奏は感情がこみ上げてきて音で涙がこぼれそうに。
第二部は現在演奏されているインド古典音楽の中で最も古く、
音のヨガとも言われる瞑想的な要素もあるドゥルパド。
そのドゥルパド声楽を聴かせてくれるすずきなおさんと
ドゥルパドにはかかせない両面太鼓パカーワジ奏者のカネコテツヤさん。
なおちゃんの声とタンプーラで瞑想的なドゥルパドが始まりました。
歌の内容はドゥルパドの流派をその流派の特徴によっていろいろなものに例えている
ドゥルパド愛が満載のようです♪
気持ちよいソロの次は両面太鼓のパカーワジの強力なリズムとの掛け合い!
カネコテツヤさんの叩くパカーワジの繰り返しのリズムは、
なおちゃんの声をさらにパワフルに響かせます!
リズムに乗ったほれぼれする声はもう楽器のようでした。
アンコールも一曲披露してくれたのですが終了するのが寂しすぎる!
久しぶりのインド古典音楽のライブでしたがまた聴きたい!
月末インド・ムンバイへ帰国するナカガワユウジさん。
今回の日本滞在中のラストの素晴らしいライブでした。
次に聴けるのは来年です。松本こうすけさんとのコンビはぜひとも聴いてほしいです。
帰国までにどこかでひょっこりやらないかなぁ。
ドゥルパドのすずきなおさんとカネコテツヤさんのお二人は
7月7日(日)に『七夕の夜に出会える音の銀河』に出演されます。
ドゥルパド声楽とパカワジ&タブラソロの二部構成の楽しみなライブです。
会場は神戸・新開地 森本グラスホール。こちらもぜひ足を運んでください!
『Dhrupad to Khayal vol.3』聴きに来てくださった皆さん、ありがとうございました!
出演のナカガワユウジさん、松本こうすけさん、すずきなおさん、カネコテツヤさん ありがとうございました!