今回もナカガワユウジさんにお花が!
今夜も華やかな夜になりそうな予感♪
第一部は SANGEET BAITHAK Vol.2 主催のサーランギー奏者、ナカガワユウジさんと
オーストラリアでの数々のステージを経て京都へ移り住んでこられたタブラ奏者、グレン・ニービスさんでスタート!
サーランギーの音色は本当に気持ちがいい。
インド音楽はメロディ-楽器のソロではじまるので気持ちのいい音色にうとうとと。
ユウウジさんの奏でる弦楽器サーランギーは、なんて気持ちのいい気分にさせてくれるのでしょう!
夢見心地になってたところでグレンさんのタブラのリズム。
ここからは二人の技の繰り出しあいで、おちおち寝てられません!
先ほどまでのゆったりとしたサーランギーとはうって変わって、
タブラのリズムに対抗するようにリズミカルな演奏になってきてピッチも上がってきます。
グレンさんもユウジさんも凄まじいテクニック。
目も耳も釘付けになり大興奮のうちに演奏終了!
ステージ入れ替えに少し間を置いて 第二部がはじまります。
インドはコルカタより来日中のカナダ人サックス奏者ジョナサン・ケイさんと、
宇治市の幸せいっぱいの若手タブラ奏者中尾幸介さん。
インドの名だたる巨匠との共演もしてきているジョナサンさん。
インド古典音楽の楽器としてのサックスは初めて聞きました。
サックスのような西洋音楽の楽器もインド色が出るのが不思議で音楽のおもしろいところです。
インド古典音楽はその時々の大まかなルールに則った即興音楽なので、
初めて顔合わせする二人のステージでも息が合えば、バチっと決まります。
お互いに自分を出してアピールしたり、かと思えばすっと引いて相手が出るのを支えたり。
落ち着いたジョナサンさんのサックスの音色と、
幸介くんの正確でハッキリとした音のタブラがかっこよく決まってましたね!
第三部は4人の奏者の共演♪
演奏にはいる前に楽器の解説中。
ステージは別次元のサーランギーの超絶なテクニックと
落ち着いた耳に優しく残るサックスの音色。
タブラソロも盛り上がる!
もう4人ともに互いをリスペクトして
演奏を楽しんでる様子がひしひし伝わってきましたよ!
中尾幸介さん、ナイスガイなカナダ人ジョナサン・ケイさん、
主催のナカガワユウジさん、グレン・ニービスさん。
SANGEET BAITHAK Vol.2 は、髪型でそれぞれの相方を決めたわけではなさそう。
本当に素晴らしい演奏を聴かせてくれたこの日の4人。
今回ほど、聞き逃した方はもったいなかったなぁ、
と思ったことはありませんですよ。
機会を作ってぜひ生の演奏を聴いてほしい!!
心に響く音を奏でる技術をもった素晴らしい演奏家が京都にいるんですよ~!
5月~6月はインド古典音楽のライブが各地でたくさん企画されています。
ぜひ会場に足を運んでみてくださいね☆