アラブ音楽というと、みなさんどんなイメージですか?
今は空前のベリーダンスブームだから、耳にしている方も多いと思います。
結構ノリノリで金属的な音や弦の音、
いろんな音が混ざっているオリエンタルな感じ。
でもどんなにかっこいい演奏を聴いても、
なぜか、もの悲しくなるのはどうしてかなーと思っていました。
それが解決しましたよ♪
今夜のアラブ音楽ライブは
アラブヴァイオリンの及川景子さん(Twitter)、
ウードの加藤吉樹さん(ブログ)
そして、キトゥンではお馴染みの ダルブッカ 牧瀬敏さん(ブログ) 。
今回は生音で演奏してくださいましたよ。
ただでさえ鳥肌ものの格好良さなのに、生音サイコー!!
中近東では、西洋音楽では表現できない中間の音、
ミ と ファ の間に存在するような音まで表現します。
人の心は喜怒哀楽だけでは、表現できない。
そんな普段現すことのない思いや気持ちのひだに、アラブの音楽は触れるのかも。
そしてゲストは、インド楽器の中でも異色を放つクールな楽器サロード奏者のサガールさん。
サロードはインドの楽器だけど、金属的でとてもするりと中近東の楽器と馴染んでいました。
ウードの穏やかな落ち着いた音色と、サロードの明るい音色が交互に響きは見事な調和。
その音の中でヴァイオリンもグゥッと音色を響かせて聴かせてくれる。
それぞれの奏者のソロをずっと聴いてたいし終わってしまうのがなんだか寂しい感じ。
音が少し止むとダルブッカのドラムソロ!
今まで抑えていたものをこの瞬間に一気に爆発させる。強烈でした。
中東音楽のお話も楽しくて、すごく充実した内容の『中近東音楽の夕べ』
ご来場いただいたみなさま、ご出演のみなさま、お手伝いいただいたみなさま
ありがとうございました!
キトゥンではこれからも、素敵な音楽をお届けします!
次回は、インドより来日!ヴァラナシ流派サーランギー家元父子コンサート!
すばらしい出演者のプロフィールはこちら!
11月29日(土)ラーガの真髄 Roots of Raga
【出演】
Pt. サントーシュ・クマール・ミシュラ
サンギート・ミシュラ
(以上サーランギー)
アシュウィニ・クマール・ミシュラ
(タブラ)
【料金】
予約 2500円 / 当日3000円 ともに1ドリンク付き
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